常陸大宮新バイパス 橋脚工事(仮称:下大賀高架橋その5)

        
物件概要

常陸大宮に出来る新バイパスの橋脚工事を担当させていただきました。(国捕地道第25-03-003-0-002号 橋梁下部工事 仮称:下大賀高架橋その5)

まず地盤調査を行い、地中深くへ杭を打ちこみます。その後数回に分けて鉄筋を組み立て→生コン入れを繰り返し、徐々に高さを上げていきます。その誤差は数ミリ単位で管理されています。

こうした審査の厳しい公共工事においても、小林工務店は高い評価を得ています。実績を積み重ね技術を磨くことで、末永く地域へ貢献していけたらと願っております。

物件データ
所在地 国捕地道第25-03-003-0-002号(仮称:下大賀高架橋その5)
写真
  • 看板工事の設置
    施工期間は2014年10月29日~2015年6月30日の約8か月間で行われました。周辺住民のみなさまへのお知らせである工事看板の設置も、大切な工程のひとつです。
  • 橋脚を支える鋼管杭の検査
    橋の荷重を地盤に伝え、橋が倒れないように支える役割を担うのがこの鋼管杭です。打ち込み前に品質の検査を行いました。この鋼管杭を打ち込む杭打ちの工程は、橋脚を含む基礎部分を作成していく下部工の中で、特に重要なものとなっています。
  • 鋼管杭の杭打ち 開始
    検査を終えた鋼管杭の打ち込み作業が開始されました。鋼管杭はヤットコという仮杭を使用しつつ地中深くに打ち込まれます。鋼管杭が深く打ち込まれるにつれ長さが足りなくなるため、ヤットコで深さを補って打ちこんでいきます。

    鋼管杭の打ち込みが終わると、組んだ鉄筋を建て込み、コンクリートの流し込みを行います。こうしてできた地中の柱が杭となり、上に乗る橋脚や橋台を支える土台となります。
  • モンケン打撃による打ち止め
    モンケン(重り・ハンマ)を落下させて杭の先端に打ちつけることを、モンケン打撃といいます。このモンケン打撃を仕上げとして行い、ヤットコを引き抜いて杭打ちの工程は完了となります。
  • 掘削開始
    杭打ちが完了したら、床掘りを行います。次の作業で必要な部分を掘り出していきます。これで、頑丈な基礎工事(杭打ち)は無事に完了となります。
  • 基礎部の上に、鉄筋と型枠の組立開始
    完成した基礎部の上に、強度を増すための鉄筋と、型枠の骨組みを作ります。底辺部から少しずつ組み、生コンクリートを打設。これを数回に分けて徐々に高さを出していきます。誤差は数ミリ単位で管理され、非常に厳密な作業となります。
  • ついに頂上まで到達!
    厳しい確認をクリアしながら、ついに最上部まで完了しました。職人さんの熟練の技で、美しく均等に均されていますね。これ、簡単そうに見えて、非常に難しい技術なんです。
  • 型枠を外して、完成検査に挑みます
    型枠を外すことでようやく表面の出来上がりを確認することができます。問題なく良い仕上がりとなりました! 最後の完成検査も無事にクリアし、橋脚工事が完了しました。

    公共工事はとにかく基準が厳しいため、施工する側にとっては大変な工事です。ですが、その位置づけから、地域貢献へと直接繋がる大変やりがいのある仕事でもあります。こうした実績を重ね、技術力を磨きながら、地域の皆様に喜んでいただける建築をこれからも行ってまいりたいと思います。
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